格安SIMを選ぶときのポイント その2

スマホ

その1の続きです。

その1では、なんとなんと格安SIMまで話が進まないといった事態に。
しかしそこそこ読まれているので頑張って続き書きます。3大キャリア(MNO=docomo,au,softbank)まで書きました!

楽天モバイルはなんなのよ?

楽天モバイル、最近よくCM見ますね。
実は楽天モバイルも、3大キャリアと同じMNOと呼ばれる部類の会社です。なので、楽天専用の回線を持っています。ここ最近参入してきてアンテナを一生懸命立てているのですが、何十年も前から地道にアンテナを増やしてきた他3社とは地力が違います。ですので、まだまだ圏外の地域が多い印象です。(2021年12月現在)

ただ、MNOとしては「つながらない場所」があるのはマズイということで、パートナー回線としてauの回線を借りています。楽天回線に繋がらない地域(建物内など電波届きにくいところ含む)にいるときはauの回線に勝手に切り替わったりします。それがあるので、楽天回線は不安があるもののとりあえず繋がらない地域はほぼないはず…でした。

現在、楽天回線の人口カバー率が急激に上がってきまして、auは楽天へ回線を卸すのを止め始めています。都市部はすでに楽天回線一本になっていますので、駅前なのに圏外だ!ということもあるようです。(あくまでも2021年12月現在ですよ!)

ですので、個人的にはメイン回線に楽天モバイルを使うことはおすすめしません。電波が安定して、どこでも繋がるようになったら候補に入れてもいいかなと思います。ただ0円~の維持費は魅力的ですね。サブ回線ならありだと思います。楽天ポイントもちょっと多めにつくしね。

ahamo、povo、LINEMOはなんなの?

この3つが出てきて、より一層ややこしくなった感があります。いや、安い選択肢が増えるのは嬉しいんですけどね。

これらは、格安SIMではありません。3大キャリアの別プランという扱いです。でもそれぞれのショップへ行っても基本、手続きはできません。店頭での手続きがない分人件費も抑えられて、結果、料金が安くなるよ、というプランです。実際、3大キャリア回線をそのまま使えるというのにバカ安です。私もahamoに乗り換えようか悩みました。格安SIMと並べて検討するに値するプランたちです。

それぞれの細かい特徴は、いろんな方が解説ブログや解説動画を上げているのでそちらにお任せするとして、気をつけなければいけないポイントとしては繰り返しになりますが、「店頭での手続きができない」という点です。それが受け入れられない方はそのまま3大キャリアを使うことをオススメします。

感覚としては、3大キャリアと格安SIMの間みたいな感じでしょうか。

UQモバイルはなんでしょうか?

UQモバイルはau傘下の格安SIM会社です。(やっと格安SIMが出てきた!)
基本的に格安SIMは2次受けのような形で回線を借りる形となるのですが、UQはauの子会社なので回線速度が安定しているといわれています。家電量販店の店頭で取り扱いがあるので申し込みも気楽にできます。

その分、格安SIMの中ではちょっと割高なイメージではあります。

Y!mobileは格安SIMなの?

Y!mobileも格安SIMです。ですが、こちらもUQと同様、親会社のSoftbankの影響が大きいです。SoftbankからのMNPだと機種変更扱いとなって特典つかなかったりします。要チェックです。
Y!mobileは、家電量販店の店頭だけでなく、専用ショップもあります。なので初めて格安SIMを使う人にオススメです。店頭に行けばショップ店員さんが教えてくれるのでありがたいですよね。
お値段もSoftbankに比べるとだいぶ安いです。

他の格安SIMはどうなの?

今まで出てきた会社以外の格安SIM会社は、基本的に自力で調べて自力で設定して自力で問題解決しないといけません。ですので、調べるの面倒だったり、細かいことはよくわからんと匙を投げるタイプの人にはオススメできません。その分、お値段(特にデータ通信料)はアホみたいに安いです。3大キャリアぼったくりかと疑うほどに安いです。

また、格安SIMはすべて自前の回線を持っていません。3大キャリアから回線を借りています。
3大キャリアが電波工場直営のショップだとすると、格安SIMは卸問屋やスーパーのようなイメージです。まとめて通信料を払うことで安く仕入れてお客様に提供しています。また、直売では売ってないような組み合わせ(プラン)で売ることもしています。

現在、格安SIM会社はめちゃくちゃ存在します。有名どころからマイナーなところまでたくさんあります。私にはすべてを紹介することは不可能なので、それは専門の別サイトにお任せするとして、選ぶ際のポイントをお伝えします。比較するときに気を付けておくといいと思います。

1.通話中心か、データ通信中心か

格安SIMは通話料定額のプランが付いているところが少ないです。通話たくさんする場合は、3大キャリアや ahamo、povo、LINEMO を候補に入れるといいでしょう。

2.高速通信使い果たしたあとのMAX速度

高速通信量は、契約内容によって違いますが、それを使い切ったときにどこまで速度を出してくれるかは結構重要です。でないと、うっかり高速通信使い切った後、スマホが全く使い物にならず、割高なデータ量追加オプションを申し込む羽目になるからです。

個人的な体感ですが、500kbpsほど出ていれば、Twitterや低速YouTube、画像や広告少な目のブラウジングなら我慢できる範囲かなと思います。(これは個人差あるのでなんとも言えませんが)

3.翌月繰り越しがあるか

高速通信が余ったときに、自動で翌月に繰り越しがあるか、またその繰り越しはいつまで保持されるのか、チェックしておきましょう。

4.家族割があるか

家族で使う場合、家族割が使えるのか、また家族間で高速通信データ量を分け合えるのかもポイントですね。
家族間無料電話はやっているところがないかもしれません。今それを使っている人は要注意です。

5.解約制限があるか

格安SIMはたくさん会社もあるしたくさんプランもあります。割と気軽に動けるように、解約に制限があるか調べておきましょう。いわゆる2年縛りのようなものはついていないところが多いとは思いますが、自分が契約しようと思っているところの制約は確認しましょう。

6.どこの回線を使っているか

格安SIMの回線はdocomoが一番多いと思いますが、auやSoftbank回線を使っているところもあります。現在使っているスマホ端末をそのまま使いたい場合は、docomoならdocomoの回線を使っている格安SIMに乗り換えると、特に意識せずそのまま使えるはずです。(現在、スマホにSIMロック解除をすることが可能です。いつでもできるはずなので、したことがない人はショップやネットで手続きしましょう。)

7.電波の安定性

親回線は同じでも、使っている回線の太さが違うと速度や安定度が違います。口コミサイトなどである程度チェックしておくといいと思います。ただ、格安SIMの場合はどこもそんなに速度出ないと言われていますので過度な期待は禁物です。

思いつくのを書いてみました。
もし他に気づいたことがあれば都度追加していきたいと思います。

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