逆転の発想で業務効率化!

業務改善

日々の繰り返しの業務はありますか?
繰り返しの業務というのは、改善マニアからすると格好のカイゼンネタの宝庫となります。

そんな繰り返し作業の中から、逆転の発想を使って業務効率をあげる技についてご紹介します。

毎回ファイルを選んでいる

実際にあった例でお話します。
とある検証用プログラムがあり、そこでは、最初に今回使うファイル名を入力・選択する箇所がありました。

たとえばこういう感じ

普通に考えると、毎回、選択ボタンを押してファイルを選択する、もしくは、ファイル名を入力する、などが考えられますね。

ここで逆転の発想!!

この入力ファイルをいつも同じ名前のファイルにする、と決めてしまうのです。
どういうことかというと、毎日違うファイルを使っているとします。

  • 注文情報20210810.csv
  • 注文情報20210811.csv
  • 注文情報20210812.csv
  • …以下つづく

こういう入力ファイルの場合、毎日違うファイルを指定することになります。

ここで、「注文情報.csv」というファイル名に統一するとします。
すると常にこの名前のファイルを参照するように設定しさえすれば、いちいち選択しなくても済むようになるのです。
もう少しわかりやすくするために図で説明します。

事前にファイル名を変更しておく

これを見ると、「結局、事前にファイル名変更の手間がかかってるじゃん!」「改善になってない!」と思うかもしれませんが、いつも同じ名前に変更する、というところがポイントなのです。
そう、いつも同じ、それは機械が最も得意とするところ!
とあるフォルダにあるファイルの名前を変更する、というRPA(今話題のやつ)を作ればいいのです。Windows10に追加されたPower Automate Desktopなどを使うといいですね。

いつも同じ作業はRPAの出番!

〇〇システムの入力をいつも「注文情報.csv」に固定する、という事前準備が必要にはなりますが、それだけで、あとの日々の作業はほぼ自動化できます。

いかがでしょうか。いつもの作業にちょっとした発想の転換を入れると、業務が楽になりますよ、といったご紹介でした。
ちょっとわかりにくい部分もあったかもしれません。
うまい説明が思いついたら新記事書きますね(;´∀`)

ではでは、楽しい業務ライフをお過ごしください♪

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